『魔法使いの嫁』(2)感想・レビュー(ネタバレ注意)
天気もいいので本屋さんへ。
昨日に引き続き早速2巻を読んでみた。
澱みと対峙したチセはその記憶の中で猫殺しの現場を目撃してしまう。
病弱なミナのためとはいえ、たくさんの猫を殺し、猫の魂が呪いとなって留まり澱みとなってしまったようだ。
どうやらマシューを唆した流れの魔術師とやらが今回のキーパーソンのようで、この人物は最後にもチラリと姿を現す。
ミナとマシューのエピソードは少し悲しいものがあった。
レンフレッドの話が気になったのかエリアスに自らの寿命を尋ねるチセ。
「何もしなければ3年くらいかな」と答えるエリアス。
このシーンのふたりのやり取りがとても心地よかった。
妖精女王と妖精王は仲が良くて微笑ましい。
特に妖精王は言動がまるで子供のようで無邪気で愛くるしい。
「で、子供はまだ?」と妖精王に言われたチセが、しばらく考えた後でちょっとだけ赤面しているのが可愛かった。
エリアスとチセの子供ってどんな見た目になるんだろうと私も想像してしまった。
どちらにしても性質的に魔法使いのサラブレッドが生まれるのかな。
妖精王が眠っているチセに近付いた時にイラッとしたエリアスが今回のお気に入り。
- 作者: ヤマザキコレ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: コミック
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