奥さんだから、いいんだよ。
今週のお題特別編「嬉しかった言葉 」
〈春のブログキャンペーン ファイナル〉
……という事でたまにはお題に沿って記事を書いてみようかと。
Amazonギフト券をもらえるかもしれないしね!
ちょうどネタもないしね!HAHAHA!
私は引きこもりなので家族以外の人間とほとんど会話をしない。
たまにスーパーのレジで「袋いりません」って言うぐらい。
ちなみに、コンビニで「温めますか?」と言われると激しくキョドる。
今日のエントリーにも少し書いたが、私は自分の仕事を仕事だと思っていない。
私の気力体力精神力コミュ力を総動員してやれる事が「ブログ更新」であるというだけで、仕事と誇れるほど稼ぎもないし未だに専業主婦だと思っている。
1日の作業を終えるのは大体19時前後。
記事を書き終わった後に達成感などは存在しない。
一仕事終わったというより「ToDoが片付いたな」程度の認識なのである。
家事の皿洗いや我が家の猫さんのトイレ掃除と同じような扱いといってもいい。
それでも誰かからの「お疲れ様」という言葉を聞きたい自分がいる事に気付いてしまい、先日それがとうとう爆発してしまった。
私はストレスを溜めて溜めて大爆発させる天才なので、今回もグッと堪えて堪えて堪え切れなかったようだ。さすがである。
旦那に対して「お疲れ様」「気を付けて帰ってきてね」と言う自分を客観的に見て「ああ、いいな……」と思ってしまったんだと思う。
私だって誰かに労ってもらいたい。
別件で旦那とちょっとした喧嘩になった時にその不満が爆発してしまった。
それはもう大爆発である。
旦那以外と話す機会がないのだから当たり前なのだが「誰かに労ってもらいたい」の「誰か」とは旦那なのだ。
引きこもりでごめんなさい……
引きこもりである事や稼ぎがあまりない事、また同年代の女性がバリバリ働いているという事実に対して密かに劣等感を抱いている事などを泣きながらポツポツと話したところ、旦那は呆れたように溜息を吐いてこう言った。
「あのさ、奥さんなんだからもうちょっと甘えてくれていいんだけど?」
私はそれを聞いて思わず泣き止んだ。
奥さんだから?甘えてもいい?
旦那から見て私は自分の力で何とかしようと頑張りすぎてあまり頼ってくれないらしい。
「頑張りすぎ」と言われても、自分では世間の皆様と比べると何も頑張っていないように思えるし、午前中はガッツリ昼寝してるし、お掃除もあまりしないし……などと考えてしまう旨を伝えたところ、そういうところがまたよくないと言われた。
どうしよう……すごく嬉しい……
奥さん扱いしてくれたところとか奥さん扱いしてくれたところとかが嬉しい。
旦那がよその人に対して「家内が」と言っているとにやにやするタイプの妻だったりする。
嬉しさと驚きでキョトンとしていると旦那が気恥ずかしそうに付け加えた。
「それと、なんだ。お疲れさん」
すっかり乾いた涙が嬉し涙に変わって、私は再び顔をぐちゃぐちゃにして泣いたのであった。